今更自家現像はじめました
今年の初めくらいから”自家現像でもやってみようか”気分が芽生え、この11月ようやく着手してみました。何だか敷居が高く感じてしまい、及び腰に。その初モノクロ自家現像の備忘録です。
■まずモノクロ1本現像の練習にするため、職場の人や風景など適当に撮影。現像失敗してもあまり気にならない程度の撮影からスタート。しかし、撮り終えた後フィルムの巻き戻しがうまくいかず、途中でカメラのふたを開けてしまう。ここからつまずくなんて幸先が・・・(涙)
■とは言え少しは写っているものもあるかととりあえずダークバック内でごそごそフィルムをリールに巻きつける。これ、本当は1本フィルムを犠牲にして明るいところでリール巻きの感覚を掴むと良いとあったが、安くないフィルムだったのでいきなり本番にする。
一応この動画をよく観ておいた
何とか巻けたけれど、目隠し状態のようなものでリール巻きはしんどかった。ダークバックでごそごそと冷や汗かいていたので、子どもにとても怪しまれた。
■前日には調合しておいた薬剤を風呂場にセット。フィルムはフジのアクロス。silversalt現像液では温度は20度、15分現像(30秒攪拌ののち50秒停止・10分攪拌)と書いてあったのでその通りに。温度を測ると22度という微妙さ。氷を袋に詰めて、バットに沈めて温度調整してみる。でもこの温度管理って難しい・・今の時期だからまだマシなんだろうけども。
■作業タイマーは”develop!”というアプリを使用。初めての現像なので自分でも要領をまとめたメモを傍に。頭の悪そうなメモ・・・・
作業中も工程を撮影したかったのだが、初めてゆえあまりに必死で撮影出来ず。現像終了後は停止液(30秒攪拌)→定着液(30秒攪拌ののち、10秒攪拌/30秒停止)→水で何度か攪拌して水洗促進剤1分ののち、水入れては10回攪拌を10分間繰り返す→ドライウェル入れて30秒攪拌 という流れで終了。
で、出来ました(涙)。多分成功?なのか?
撮り終えたフィルムをすぐ現像できるのはとても嬉しい。温度管理は季節によっては大変そう・・。そして、『今日は仕事は休み、休日なのです』ということをものすごく実感した現像作業だった。
停止液をクエン酸にしたので思いの外匂いも少なめ、多分家族に迷惑をかけないで済みそう。それに現像後は風呂場と洗面所をよく洗っておくので、かえって有り難がられる気もする。
ただ、仕上がったフィルムの所々に白い粉のようなものがこびりついていたのが気になる。何だろう?
最近こちらの白黒キノフィルム(映画用フィルム)を貰ったので、今度はコレを使って撮影&自家現像してみようかと思います。
11月
11月、気付いたらもう半ばに。今月から仕事復帰して、まだ身体が慣れずいっぱいいっぱいになってしまった。やっとまともに休める時間が持てたので、ベランダに植えてあるレモンバーベナを摘んで飲み水に混ぜてリラックスに努めてみたりして。なんちゃってアロマ。
自家現像のグッズもほぼ揃いました。(あとはお風呂のフタくらい?)パターソンのタンク。そしてsilversalt現像液。最初はポピュラーなKodakのD76にしておいた方がいいのかもしれないけれど、作例を見ると結構軟調仕上がりになる印象があった(現像方法次第?)ので、もう少しハードな雰囲気になりそうな此方を選んでみた。
そしてイルフォード の定着液。fomapanあたりのフィルム使う場合は非硬膜の定着液である必要があるとか何とか(ニワカ知識)で、硬膜定着液のフジじゃなくてこれにしてみました。でもイマイチよく判っていない(汗)。そもそも硬膜とか非硬膜って何だろう。頭の中がいちいち”?”でいっぱい。さておき、道具はほぼ揃った!あとはモノクロでまず一本撮り切らなきゃ。
そして、先日子どもたちの遠足があったのでせっせこ弁当を作る。普段は保育園が給食を提供してくれるし、大人は職場で安い弁当が買えるのでいつも朝は楽をさせてもらっている。たまにこうやって弁当を作る必要があり、慣れぬ仕事に難儀する。いつもお弁当を作っている親御さん方、スゴイです・・・
もれなく”鬼滅の刃”にハマっている子ども。キャラ弁でも作れたらいいのだけど、時間もなく作り方もわからないのでとりあえず鬼滅の刃のキャラ・煉獄さんが食べていた牛鍋弁当にして、イラストだけ書いて包んでおいた。なんちゃってキャラ弁。
10月31日
10月ももう終わり。
昨日めまいの件で病院に行ったところ、もう眼振も見られないからとりあえず大丈夫でしょうということで11月から仕事復帰です。まだめまいの後遺症か頭がぼーっとすることもあるけれど、まあそのうち落ち着くはず。今日はのんびりとフィルム在庫チェックをした。結構フィルムが残っている。早く使わないと、賞味期限があるもので・・・。
そして、ここ最近急にモノクロブームが降って湧いてきて、自家現像したい欲が爆発。自家現像と言うと”LAB BOX”なる楽な現像キットがあるらしく、それが良いかなと思っていたけれど結構なお値段なので断念。普通の(?)自家現像をすることにした。道具は100円ショップで賄えるものも多いらしいので、助かる。メスカップやら漏斗、停止液がわりのクエン酸など買ってきた。あとはネットでダークバックとタンク、現像液と定着液とクリップを調達しなければです。
ネットで色々モノクロ自家現像のサイトが見られるので助かる半面、みんなそれぞれのやり方があってどれを採用していいか迷ってしまった。道具の揃え方も人によってまちまち。何を揃えて良いのかと路頭に迷いつつ、、、まあ、とにかく適当にやってみよう。
自家現像は学生の時やったっきりで超久しぶり。その時はダークレスという簡単なキットを使って、ダークバックor暗室要らずだった覚えが。また発売して欲しい・・
そして、現像後の引き伸ばしの時かで何かしらの液体がジャージについてしまい、暗い部屋でジャージがピカピカに光って楽しかった。あれ、何の液体だったのだろう。定着液?子どもがプリキュアの光るパジャマを欲しがるので、その液体を使っておうちの普通のパジャマにプリキュアの絵でも描いたら良いじゃん!と思いついたのでした。
(自家現像されている方、宜しければ後ほど色々教えて下さいませ・・!)